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威嚇効果を高める防犯カメラの選び方
不審者や万引き犯は、「発見されること」を何よりも恐れます。したがって、「常に見られている」と感じさせるような防犯カメラの設置は、高い抑止効果を発揮します。ここでは、侵入や盗難のリスクを軽減するための、防犯カメラの効果的な活用法をご紹介いたします。
犯罪を未然に防ぐ設置ポイント
- 死角を作らないレイアウト
多くの防犯カメラは前方を中心に映すため、カメラ直下や周囲に死角が生まれがちです。侵入者はこうした死角を事前に把握していることが多いため、複数台のカメラを効果的に配置し、視認性の高い空間づくりを意識しましょう。 - 店舗での効果的な設置箇所
店舗では、出入口の正面に向けてカメラを設置することで、来店者に「監視されている」印象を与えられます。通路が長い場合には、両端から挟むように設置すると、万引き防止効果がより高まります。 - 監視状況の「見える化」
撮影映像をリアルタイムで表示するモニターを、来店者や従業員の目に入る位置に設置することで、「常に監視している」という印象を強く与え、さらなる抑止効果が期待できます。
威嚇力の高いおすすめ防犯カメラ
ALIS-2080C9WT
ボックス型で存在感があり、視認性の高い形状が特徴。コンビニや書店などで多く採用されており、屋内外問わず設置可能。設置するだけで「監視されている」という意識を高められます。
WTW-HDK1215
外からカメラが見えないミラードームタイプ。レンズの向きが分からず、心理的威圧効果が高いのが特徴です。220万画素の高解像度で、フルHDの鮮明な映像記録が可能です。
WTW-HDR25
ユニークな球体デザインで、天井設置型の360度パノラマ監視が可能。広角照射LEDを搭載し、広大な地下駐車場などでも隅々まで明瞭な映像を確保できます。
防犯カメラと併用したい侵入対策
防犯カメラの設置だけでは、完璧な対策とは言えません。次のような併用対策を取り入れることで、さらに防犯効果を高められます。
- 警告ステッカーの活用
「防犯カメラ作動中」といったシールを入口などの目立つ場所に貼ることで、心理的に犯罪者をけん制できます。 - 防犯アラーム
ドアや窓が開いた際にブザーが鳴るセンサー付きアラームは、手頃な価格で導入可能。音量調整ができるモデルであれば、さまざまな場所に適応できます。 - 人感センサーライト
人の動きに反応して点灯するライトは、夜間の防犯に非常に有効。突然の光による威嚇効果が期待できます。 - 警備会社との契約
予算に余裕がある場合、警備会社と契約することで、非常時には駆けつけサービスなどの安心感を得られます。
防犯カメラは空室対策にも有効
物件の魅力を高める手段としても、防犯カメラは効果的です。防犯性の高さは、特に単身者や女性、またはその家族にとって大きな判断材料となります。
実際、アットホームが実施した調査(2015~2016年)によれば、30歳未満の女性社会人の約31.6%、女性学生の約39.4%が、部屋探しにおいて「セキュリティの充実」を重視していると回答しています。
セキュリティ設備の設置コスト(目安)
| 設備名 | 費用の目安(10世帯規模の場合) |
| 防犯カメラ(1台) | 約18万円前後 |
| インターホン | 約120万円 |
| オートロック | 約200万円 |
この中でも、比較的低コストで始められるのが防犯カメラの導入です。実際にカメラを設置したことで、入居が決まったケースもあります。
防犯カメラ設置で得られた副次的な効果
セキュリティ強化を目的に防犯カメラを導入したところ、思わぬ副次的効果が得られたという声もあります。
ある物件では、「防犯カメラ監視中」と掲示したことで、入居者の防犯意識が高まり、ゴミ出しルールの遵守など、マナー改善にもつながったとのこと。賃料の値下げが難しい場合でも、防犯カメラによる付加価値の提供が、選ばれる理由になる可能性があります。
まとめ
防犯カメラは、犯罪を未然に防ぐための有力な手段であり、また不審者の威嚇、万引き防止、空室対策としても活用可能です。設置場所や予算、必要な機能をよく検討し、最適な機種を選びましょう。
防犯対策は「見せること」が抑止力になります。適切なカメラ設置と併用設備を組み合わせ、安心・安全な環境を整えていきましょう。
